最近の民主党
今のところ、自分には特定の支持政党がない(強いて言えば自民党か?)。実のところ、自民党でも民主党でもイイ。「保守」政党であればイイというのが、自分のスタンスだ。こういう人間は比較的多いんじゃないのかナと思う。
2大保守政党となる前(所謂「'55年体制」期)であれば、文句無く自民党を応援する。ただ、互いに切磋琢磨する良き好敵手が存在しないと、周囲の支持に安心してしまいがちである為、今のような「民主党」の存在は大切だ。
その民主党だが・・・
年明けのころ「4点セット」で意気揚々としていたが「メール問題」で失速し、ついに代表が辞任してしまった。
「偽メール」問題で党執行部が右往左往している姿を見て、「これでは拙い」と思っていた。
「危機にもかかわらず、党全体が1枚岩になれない」「危機への効果的かつ素早い対応がとれない」姿を見せられては、国民の支持は民主党から離れてしまうだろう。事実、支持率はかなり下がっているらしいし・・・。
旧社会党系や自民党からの離脱組等の「寄り合い所帯」だから、仕方がないのかもしれないが、「党としての(政策面含めた)一体感」がないところに国政を任せてよいのかという疑念が浮かぶ。
菅、鳩山、岡田と志半ばにして「引きずり落とされて」しまうから、「古い顔」が「成仏」できずに、いつまでも「再登板」の候補に挙がってくる。
ここまで「あきれられて」いるのだから、人心を一掃すべく「新たな」顔に挿げ替えるほうがいいと思うのだが・・・。
代表は50歳代で、新しい人を登用する。候補者は「マニフェスト」を掲げ、「顔が見える」ようにする。新代表就任までの一連の過程は、スピーディかつ透明性を重視する。党内はこれを機に「一つに」まとまり、「挙党体制」をとる。後半国会では、早々と、そして公明正大に反転攻勢をかける。
最低限、コレくらいできないと、離れた支持はとり戻せないのではなかろうか。
自分としては、保守系の野党第1党が元気であり、与野党の攻防が伯仲しているほうが、より「Better」な政策実現が行なわれると考えているので、早期の民主党の再生を期待したい。
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