ウィルスバスター2007
例年10月近辺になると、年賀状印刷という一大イベントに向けて「インクジェットプリンター」製造各社がNewモデルを出してくることは、昨日も書いた。
時を同じくして、大手セキュリティソフトメーカーも「次年度版(2007年版)」をだいたい10月頃に発売する。これは、IT商品のメインマーケットたる米国の「新学期」が10月にスタートするからなのだろうか・・・? それとも年末のボーナス商戦を睨んでの動きなのだろうか・・・ユーザーとしては別にどちらの理由でも関係ないのだが(笑)。
自分の周囲を見渡すと・・・セキュリティソフトの更新期限が年内12月に一斉に到来してしまう。会社に設置している分でとりあえず3台、自宅で1台(ちなみに先般触れたVaioノートは除く)。全て自分で管理していて、一斉導入しているから、更新期限も一遍にきてしまうのだ。
12月というのは意外と都合がいい。それは、10月にでた新製品の様子をネット上で1ヶ月以上ウォッチできるし、年末商戦で安くなる可能性もあるから。
今までは惰性(笑)で、NortonInternetSecurityを選択していた。8年以上前初めて自分で使ったのが、ノートンだったから「慣れて」いるので、以降ずっと同商品を選択している。そのままライセンス更新したり、新規購入したり・・・。大手3社(Norton、Trendmicro、McAffee)いずれも似たような値段だったし。
ところが今年、ソースネクストから更新料0円のセキュリティソフトが発売された。雑誌で見る限り「売れて」いるらしい。そりゃ、3千円程度のイニシャルコストで、Vistaサポート終了時まで更新無料なのだから、従来の当初6千円+毎年4千円なんていう”ボッタクリ”価格から比べると「タダ」みたいなもんなんで、客が流れていくのも理解できる。→「これは、この秋の大手3社の出方が見ものだ・・・」と思っていた。
そうした中、つい先日Trendmicroの新製品「ウィルスバスター2007」が発表された。スパイウェア対策の強化がされたくらいで値段がほぼ据え置き、更新料は値上げ?? ・・・ちょっと意外だと思っていたのだが、大きな変更点を見逃していた。
それは、
1シリアルで3台までインストールOK
ということ。つまり、実質的に価格が1/3になってしまったのだ。う~ん。家庭に1台しかPCが無い人は「実質値上げ」と感じるだろうケド、複数台管理している人間には「とっても嬉しい」お知らせだ。流石に、会社用とか自宅メインPCを「フリーソフト」で安く上げようというのは、かなりリスキーに感じている。何らかの「統合ソフト」を導入するつもりだが、これなら過去の評判がよくない”K7”ベースのソースネクスト社のソフトより、Trendmicroをチョイスしたい。
あとはNorton(Symantec)の新商品の出方次第だ。同様なお得感のある商品を期待したいのだが・・・。そもそもPCにとってのセキュリティソフトは、水道/電気と同じく必要不可欠なもの。新商品を新規導入するのでもないのに毎年数千円も払い続けるのは、消費者からすれば「不合理」感が強いはず。そういう意味で、こうした低価格化は歓迎できる。だからお願いしますよ・・・Norton先生(笑)。
ちなみにMcAffeeだが・・・実家で実験的に導入しているが、どうにも使いにくそうな感じに見えて仕方が無い。今後UIが大幅に変わらない限り、導入したくないなと思ってる(Trendmicroのも実際には使用していないから、どんなもんだかわからんけどね)。
2007.3.20追記
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